FXと聞いて皆さんがどの様なイメージをするでしょうか?『危険』?『借金をする』?『破産する』?この様なイメージを持つが為にFXを敬遠している人も多いでしょう。
ではなぜこの様なイメージを持つ人が多いのでしょうか。それはメディアが刷り込んでいるからです。なぜ、メディアがその様なイメージを刷り込むのか。それは既得権益だからです。
為替は中央銀行と国の政策に大きく影響します。その知識をつければお金を稼ぐ事が可能です。その恩恵を一般市民にはできるだけ享受させたくないのです。
年収1億円を超える56.4%が投資家です。それだけ投資はスキルを持っていれば稼ぐ事ができる世界なのです。

FXをイメージでなんとなく解釈し、その中身をしっかり理解せずに避けるのは私はお勧めしません。メリットもデメリットも知った上で自分に取って利益があるかどうかを冷静に判断する事が何にやるにしても重要であると考えます。
本日はFXとは何か初心者でも分かりやすく記事を書いていきます。
■目次
- FXとは
- FXの基礎知識
- 知らないと損をするFXのメリット
- まとめ
【FXとは】

FXとは異なる通貨の売買のことで、円はもちろんのこと、ドルやユーロ、ポンドなどの通貨そのものを買ったり売ったりしてその差益を稼ぐというものです。
FXの勝つ方法は単純で、安く仕入れて高く売る。もしくは高く売って安く買い戻せばば良いのです。この様に仕組みの本質は他のビジネスと何ら変わりません。
FX(エフエックス)は「Foreign Exchange(外国為替)」の略で、日本では外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)とも呼ばれています。外貨を買ったり売ったリして、その買値と売値の差益を得ることを目的に取引を行う比較的新しい金融商品です。
日本円も米ドルも全て常にレートが変動している事はご存知でしょうか?下のチャートはUSD(米ドル)/JPY(円)のチャートです。現在は1ドル当たり110円前後で推移しています。

過去15年間の安値は東日本大震からの復興時の2012年12月頃の76.2円程度です。8年前に比べ1ドル当たり33円(約33%)も違っているのです。
これは単純に考えれば生産状況が変わっていないと仮定した場合、現在10000円で買えているアメリカ産の商品が、15年前の当時は7620円で買えていたという事になります。100万円のものであれば、76万2千円で買えたという事です。
この様に私たちが使っている日本円の価値は海外の通貨から見れば日々常に変化しているのです。
身近な例として、海外旅行にいく時と、帰ってきた時に行う両替を考えてみます。
1ドル100円のときに米ドルを現金で1000ドル分、自分が持っている日本円をドルに両替したとします。(所有1000ドル(日本円価格100,000円)
現地では、あなたは持っている現金の100ドル全く使わずに、カードのみで旅行を楽しんだとします。
帰国時に為替レートが変動し、1ドル101円になったとします。その際に帰国と同時に持って帰ってきた1000ドルを日本円に交換すると、
101円×1000($)=101000円 で帰ってきます。
即ち「(101円-100円)✖️1000ドル=1000円」の利益が出たという事です。
FXで行う事はこれと同様の事です。利益を出すには安く(100円)仕入れて、高く(101)円で売るのです。
また、自分の持っている資金の何倍もの掛け金を使う事で少しの変動でも大きな利益を上げる事も可能です。
【FXの基礎知識】
◆FXは2つの通貨の取引が基本
日本円で米ドルを買ったとした場合、「円を売り」「ドルを買う」という事になります。米ドルと円の通貨ペアだけでなく、ユーロやポンド、オーストラリアドルや、カナダドルなど世界各国の様々な通貨ペアを選んで取引ができます。
全ての通貨の価値(レート)は常に変動しており、FXではこの2国間のレートが変動する動きを利用してその差益を狙う事で利益を出します。
例えば、1ドル=100円のときにドルを買い1ヶ月後に1ドル=110円になったとすれば、「10円の利益」になります。
もし仮に100万円分のドル(1万ドル)を買っていたとすれば、利益は「10万円」となり 一方で、10万円分のドル(1,000ドル)しか買っていなければ、利益は「1万円」です。
このようにドルが上昇した場合、多くのドルを保有していれば(買いポジションを保有していれば)保有しているだけ利益が出ます。
もちろんこの取引を行う時間軸は自分で決定でき、決済のタイミングも自由です。
即ち自分の取引が可能な時間軸でトレードを行う事ができるのです。
利益を上げる為に必要な事は、通貨がいつまで安く、いつから高くなるのかという相場の流れを把握する事ですが、基本的には相場はランダムに動いていると考えてよいでしょう。
しかし、ある範囲内に好確率で収まるレンジ相場であったり、上昇や下落が継続する相場、反発しやすいポイントというものも確実に存在しており、その好確率で予想が当たるポイントでのみ取引をしてトレードの期待値を上げる事がとても重要になります。
多くのトレーダーはそのタイミングを図る為にFXのチャートを見て判断する人が大多数です。ですので、そのチャートについての見方について記載していきます。
◆ローソク足
FXのチャートで大多数の人が使っているものに「ローソク足(あし)」と言うものがあります。投資をしたことない人も一度は目にした事があるでしょう。
この『ローソク足』は赤と青の縦線の連続で構成されており、この線一本一本の中にたくさんの情報が詰め込まれています。
意味さえ理解してしまえば、とても簡単で、マスターしてしまえば、株や投資信託、CFDなどすべての投資金融商品を買う時の指標にもできます。

これは実際のチャートです。10000ロットを
①のタイミングで102円のドルを買い(Long)、
②のタイミングで105円でドルを売れば(Shot)
③利益が出ます。
もしこの取引を実際に行っていれば30,000円勝ちと言う事になります。サラリーマンのお小遣いをものの1週間で稼げたと言う事になります。
安く買って高く売るのです。
それではFXを始めるためには何をすればいいのか解説致します。
◆FX口座の登録
FXを始めるには、FX取引が可能である会社でFX専用の口座を開設するところから始まります。現在はネット上で登録も可能です。必要事項の入力とマイナンバーを提出すれば未成年以外であれば誰でも開設できます。そして開設した口座に入金し、入金した額での取引が可能になります。
所要時間は30分で登録が完了できますし、当然無料です。
証券会社によっては登録しただけで、キャッシュバックで現金が貰える会社も多数存在しています。
昔は一部の富裕層や資産家しかできなかった投資ですが、テクノロジーの進歩と普及によって、一般庶民であって、株も為替も好きな物を簡単に始める事ができます。
いつの時代も経済が行き詰まると富裕層と、貧困層との格差の拡大が問題となりますが、格差を広げている要因として投資を行っているか否かが少なからず関わっています。
投資を始めた当時の私は投資をする事で貧困層から抜け出せる可能性があるなら始めない手はないと感じました。
この資本主義を生き抜く為には投資の能力というものは、必ず私たちを有利にさせてくれるという事を私は確信しています。
【知らないと損をするFXのメリット】

FXを始めると何が良いのでしょうか。私はFXから投資を始めました。FXを理解できたからこそFXだけでなく株式投資や仮想通貨など様々な投資で利益を上げる事ができるようになったと思っています。
ここではFXを行うメリットをピックアップしてご紹介します。
①FXを理解する事で株式投資や仮想通貨などの投資全般の確率が上がる
まずFXを理解する事ができるという事は、日本円と米ドルの関係を理解できるという事です。
現在の世界の基軸通貨は米ドルという事はご存知でしょうか。即ち、金やビットコイン、石油、などのコモデティの投資商品の価格は米ドルに対しての需給の関係で価格が変動します。
簡単に解釈すれば、米ドルの価値が下がれば金やビットコインなどの価値は相対的に上がるのです。(ドル安)
下のドル円のチャートと、金の価格を示すGLD価格のチャートを見比べてみて下さい。


上下対象の形によく似ていると思いませんか?この様にFXを実際に行う事で2国間の通貨の需給の関係と金融商品との関係を相対的に理解し金融市場の大まかな流れを理解し予測できるようになるのです。
通貨の動きと世界の動きを理解すると株式投資やコモデティ投資で利益を出す難易度は大きく下がります。詳しい話は今後の記事で書いていきますのでお楽しみに。
②.少ない資金で利益を大きく出せる
2つ目のFXの魅力は、少ない資金で大きな投資ができるという事です。
通常、株式投資などは、大きな利益を出すためには多くの資金が必要になります。数万円で株式投資をしても利益が1000円出ればいい方です。また、東証一部上場の優良企業の株は1株10000円を超える株も多く、普通の証券会社では100株からしか取引ができない為、100万円以上持っていないと投資に参加ができません。
しかし、FXは違います。
手元に大金がなくてもFXではレバレッジがかけられるため「手元の資金以上のお金」で投資をすることが可能です。
※レバレッジとは
レバレッジとは、「梃子(てこ)」を意味する言葉です。 「てこの原理」を使うと、小さな力でも重いものを動かせますよね。FXのレバレッジも同様で「少ない資金でも大きな投資」を可能にしてくれます。 リスクと引き換えに大きな利益を生み出すことができる、FXならではの特徴と言えます。
例えば、手元に10万円の資金があると仮定します。この時レバレッジを掛けずに取引を行う場合、米ドル1ドル100円と仮定した時、手元の10万円で取引をした場合、レバレッジがない状態(1倍)の時は1000ドルしか保有できません。
しかし、レバレッジを10倍かけると、資金10万円×レバレッジ10倍の計算で、100万円分の通貨を保有する事ができ、取引ができるようになります。
イメージとしては、自分の10万円を担保に90万円をFX会社から借りる事によって、合計100万円分まで通貨を取引できる様になるのです。
為替レートで米ドルが100円から101円になり1円上昇したとします。その価値は101万円に上昇。その時に保有している米ドルを売ってしまえば、
101万円‐100万円=+1万円になり 利益が1万円出て、実際の自分のFX口座に残っている評価残高は
10万+1万=11万円となります。
10倍のレバレッジをかける事で、為替の1%の値動きで、資産に対して10%の利益を得ることができるということです。
そしてこのとき注意しなければならないのは、利益が10倍になる反面、「損失も10倍になる可能性がある」ということです。
現在、国内のFX会社のレバレッジは最大25倍までとなっています。
レバレッジをかけることで少額でも大きな投資をすることができ、結果として大きな利益を狙うことができます。
この様にFXはレバレッジを使う事ができるので、資産が少ない人や、投資にお金をあまり回せない人でも資産を増やす事ができる可能性があるのです。
③不況でも利益が出せ、いつでも(土日を除く)24時間取引ができる
◆不況時でも利益を出せる
「投資で利益を出せるのは景気が好調なときだけ」と思っている人は多いのではないでしょうか。
確かに「買った後に相場が値上がりしたら売る」という投資手法だけでは、好景気でなければ利益が出せません。
しかしFXは2国間の通貨の交換価値の変動を利用する取引であるため、「相場が下落していても利益を出せる」という特徴があります。円安や円高、不況といったどんな相場においても、通貨の価値に変動があれば利益を狙えるのです。
その理由は、FXは外貨を「買う」という取引からだけでなく、外貨を「売って後で買い戻す」という空売り取引が可能だからです。
簡単に説明すると、1ドル=101円のときに現実には保有していないドルを、FX会社が保有しているドルを借りて売り、1ドル=100円になった時点で、ドルを買い戻すことでその差額1円の利益を得るという方法です。
(売り建てで入った際には、FX会社から自動的にドルを借り、買い戻した際にFX会社に自動的に返済される)
慣れないうちは「実際にドルを持っていないのに売れる」ということが不思議に感じるかもしれませんが、これはFXならではの特徴です。
売り買いどちらからでもエントリーできるので、どんなに景気が悪く株式市場が低迷していても、FXは為替の動きを利益を出すことが可能になります。むしろ不景気や、世界情勢の悪化など大きな出来事がある方が分かりやすく価格が動く場合すらあります。通常の人がピンチである場合でもそれをチャンスに変える事ができるのです。
◆24時間いつでも取引可能(土日は休み)
そして忙しい現代人とって最大のメリットとなるのが、24時間(土日を除く)いつでも取引可能という事です。
日本と海外とでは時差があります。日本人が寝ている時間でも世界の相場や経済は動いているのです。なので当然、FXの為替の市場も動いているのです。
日中仕事で缶詰にされている人でも、子育てに奔走される主婦の方でも開いた時間に取引ができるのです。
その時間と場所は問われません。仕事を終えて帰る通勤電車の中でも、夕飯を食べた後でも、眠れない夜でも、いつでも取引ができるので、常に利益を出せる可能性があるのです。
私はこれを理解できた時衝撃を受け、可能性を感じました。SNSをチェックする感覚でお金を稼ぐ事ができるのです。(勝つか負けるかは置いておいてですが。。)
土日以外、いつでも息を吸う感覚で、お金を稼げる環境とチャンスがあるという事。手法によっては、全く時間に縛られずにお金を稼げるという事です。
このメリットを最大に生かせるのが私の手法です。その手法につきましてはnoteにありますので是非興味のある方は読んでみて下さい。
https://note.com/ebis777/n/nf421c63de426
④スワップポイントが毎日たまっていく
FXでは通貨を売買して利益を出すこと以外に、「外貨を買ってもっているだけ」で資金を増やす事もできます。それはFXには「スワップポイント」という仕組みがあるからです。
◆スワップポイントとは
スワップポイントとは、FXで売買を行ったときに発生する2国間の「政策金利の差」のことです。
通貨にはそれぞれの国が設定した政策金利が存在します。例えば日本の場合、政策金利は年-0.1%でマイナス金利となっています。マイナス金利を導入している国は日本とスイスのみです。
しかし世界各国では、高金利の通貨がたくさんあります。高金利という事は、銀行に貸し付けた時に、利息が沢山戻ってくるという事です。高金利通貨として有名なトルコリラは現在19%も政策金利がついています。
低金利の日本円でトルコリラを買って保有しておくだけで毎日金利が振り込まれるのです。

トルコリラやメキシコペソ、南アフリカアランドなどがそれに当たります。
トルコリラのような高金利通貨を買って日本円のような低金利通貨を売るという取引を行った場合、2国間の政策金利の差額分を利益として受け取ることが毎日できるという仕組みです。
この2国間の金利差のことをスワップポイントといいます。 スワップポイントは高金利通貨を買い、持ち続けること(ポジションを持つという)で毎日付与されます。
FXを覚えてしまうと、外貨の定期預金をする意味が全く分からなくなるのです。
【まとめ】
通貨の価値は中央銀行と国の政策に大きく左右されます。世界の動きを理解でき変化を感じる事ができれば、それは臨時の収入に変わり人生のボーナスタイムに突入することもあります。
その一例がアベノミクスです。政策金利をマイナスへと変化させた当時円安に動く事は知る人が知れば明白でした。
投資を常日頃行っていればこの様なチャンスも物にでき、それはボーナスタイムになる事を意味します。投資にアレルギーを持っている人や投資を行っていない人は自分の知らない世界で資産を大きく増やしている事など梅雨知らずチャンスを逃してしまいます。資産の有無も大きく関係しますが、この様な知識の差や行動力の差が格差を広げる要因にもなっていると私は感じます。
FXは確かに難易度が高い金融商品です。しかしそれを学び取り組む価値と得られるリターンはどの投資商品よりも高いと私は考えます。
そしてもしあなたがFXを攻略できた場合、人生が激変しあなたの身近な人の未来も激変する事は間違いないでしょう。そこの可能性に私はロマンを感じて常日頃取引を行っています。
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