経済と金融についてあまり詳しくない人がほとんどではないでしょうか。経済や金融と言った言葉を聞くとアレルギー反応を起こす人を数多く見てきましたし、あまり深く考えない様にする人がほとんどだと思います。

 しかし、現在社会で生きる人のすべての人は経済システムと、金融システムの上で生きており、経済活動を行っている事は紛れもない事実であり、逃れる事はできないシステムなのです。

 本日の記事は全日本人が知っておいて欲しい事実であり、この経済と金融の根幹である仕組みを知る事であなたの日々の経済活動、特に商品の購入への意識を変えて欲しいと考えております。

 それでは本題に入ります。

 この記事は長いので複数の記事に分けて書いていきます。

 この内容は全人類の上位1%も知らない、知識です。

 この考え方をシンプルに腹に落とし込む事で、あなたの経済活動や投資活動に大きな変化を持たらし、人生を好転させる事でしょう。

■目次

  • 市場と経済金融の考え方
  • 経済は日々の取引の積み重ね
  • 取引はお金とクレジットで行われる
  • 取引の最大手は政府と中央銀行
  • 一番理解していない経済要素は『クレジット』
  • クレジットに発生する金利や利子
  • 誰かの支出は誰かの収入
  • 支出が増えると所得が増え、そしてクレジットも増える

【市場と経済金融の考え方】

 私たちが生きる現代社会の経済はとても複雑に見えます。

経済は無限にある様々なファクターが複雑に絡み合ってできています。私たち人類が生活する際にお金を払って物やサービスを購入しお金を支払う行動の一つ一つが全体の経済と市場を創造するのです。

この様に無数にある経済活動の集合体であるからこそ、多くの人は経済の仕組みや動きについて考える事をやめてしまう人がほとんどです。

しかし、実際のところ経済の動きについて着目をするのであれば、たった3つの本質で動いているのです。

 現在社会の経済を動かすからくりは本質さえ知る事ができれば意外と簡単な物なのです。

■経済は日々の『取引』によって作られている

経済の仕組みは、人間が行う経済活動の中に必ず存在する、日々の簡単な取引とその構成要素から構成されています。

例えば、あなたが100円のりんごをスーパーで購入したとします。この様な材やサービスを得る為のとても単純な行動を『取引』といい、この『取引』こそが経済をつくっています。

 この様な『取引』をほとんどの人間が、繰り返し何度も何度も起こす事で、経済が成り立っています。

取引でできた経済を動かす3つの要素

 この取引で成り立つ経済を動かす主要な要因は主に下記の3つの要素があります。

経済成長に必要な3要素

第1に生産力の成長

第2に債務の短期的な周期

第3に債務の長期的な周期

です。取引にこの3つの要素を個別に考え、またそれを積み重ねたモデルケースを考えると経済の動向と現在の状況を理解できます。

【経済は日々の取引の積み重ね】

 まず最初は経済の最も簡単な要素である取引についてより深ぼっていきます。

 経済は人間の日々の取引の積み重ねでできています。

 例えば、あなたがご飯を食べにレストランに行き、1000円のランチを注文し、お店に1000円を支払うとします。すると、お店はランチを作る為に仕入れた食材の売掛金をこの1000円の中の一部に当てて支払います。経費を差っ引いて残った利益がレストランの儲けです。食材をレストランに納入した農家もまた、レストランから食材の金額を受け取り、この受け取ったお金の中から種子の購入や、物流の費用等々払っていき、売り上げた金額から経費を差っ引いて残った利益がこの農家の儲けとなります。

 この様な金銭(借金やローンを含む)を介した商品やサービスの交換行動が取引なのです。

 この様な取引をせずに生きている人はこの現代社会においてまずいません。私たちはいつも取引をして生きているのです。

 何かを買うと必ず取引が発生します。取引では買い手がお金とクレジット(借金)を提供し、それと引き換えに売り手が物品、サービス、資産などを提供します。

【取引はお金とクレジットで行われる】

 ここで重要なのは、取引には、お金とクレジット(借金)両方を使う事ができる事です。クレジットを使用する事で、今すぐ買えないほど高額なものでも、将来返済をするという約束(信用)が得られれば取引を成立させる事ができるのです。

 例えば、あなたが家や車を購入する時を考えて下さい。手持ちの現金が欲しい商品(家や車)の金額に満たない場合、ローンを組んだり借金をして購入します。これは消費者がクレジット(借金)を提供し商品を購入しているという事になります。自分の信用を元に将来返済するという約束を交わし、取引を行う事がクレジットの概念です。

 この様に、取引は現金だけではなく、クレジット(借金やローン)でも行われているのです。

 この様にクレジット(借金)はお金によく似た物であり、性質はお金とほぼ同意で将来的にはお金を返済すれば取引が成立させる事ができます。

この事からも使われたお金とクレジット(借金)を合計すると支払総額がわかります。この支払総額が経済を動かすのです。経済指標を見る際に知っておくべき事は、その支払い総額は借金やローンを含んでいるという事です。支払額を売上量で割ると単価がわかります。

 経済の動きは買い手と売り手の取引で構成されます。幾千幾万の市場で行われている取引の合計こそが実体経済の動きです。

 市場とは、例えば食品業界の市場、自動車業界の市場、株式市場、飲食市場、等といった様な様々な業界の市場があります。経済はこれらのすべて市場での取引の日々の積み重ねでできているのです。

【取引の最大手は政府と中央銀行】

 人、会社、銀行、政府機関、このすべてが今話をした取引をしています。お金とクレジットを、物品やサービス、資産、と交換しているのです。私たちが常日頃に払っている税金も国のサービスをお金を払う事によって受けている、即ち取引に分類する事ができるのです。

 それでは、最もこの取引を行っているのは誰でしょうか。買い手と売り手の最大手は政府機関です。この政府機関は2つに分類できます。

一つは中央政府です。中央政府は税金を徴収したり、お金を支出し公共事業を行っています。また支出を行う為に国債と言うクレジットを発行します。

 二つ目は中央銀行です。中央政府と協力をしながら、経済のお金とクレジットの総量をコントロールできる唯一の権限を持っています。近年では政府の国債を購入を行っています。

 中央銀行の最も重要な権限は、金利の動きを制御したり、新しい通貨を発行する事です。このため中央銀行の動きは、世の中のクレジットや現金の流れに大きな影響を与えるのです。

中央銀行の仕事

【一番理解されていない重要な経済の要素は『クレジット』】

画像3

 先ほどにも少し触れましたが、クレジットについて考えてみます。クレジットと言えばクレジットカードを想像すると思います。しかしここでのクレジットはクレジットカードを差す訳では無いので認識をしておいて下さい。

 クレジットには『信用』という意味や『借金』、『ローン』という意味があります。

 クレジットは経済の最も重要な要素であるにもかかわらず、一番理解されていない要素でもあります。このクレジットは世の中の景気や個人の景気によって、一番大きく変動しやすい特徴を持っています。景気が良く、個人の収入が上がるタイミングではクレジットは増え、反対に不況の影響でリストラや収入の減少が市場に増えると、当然借金をする人は減るのです。

■現金取引のデメリット

 現金とクレジットは何が違うのでしょうか。例えば、クレジットがない世界の場合を考えてみます。

クレジットを介さない現金での取引の場合の登場人物は『買い手』と『売り手』だけです。この二人がいればその取引を行い成立をさせる事ができます。しかしこの現金のみでの取引の短所は自分が所有している資産の額までしか材やサービスを購入できない点です。例えばマイホームを買おうとした場合、資産が多く現金一括で買う事ができる人しか家を手に入れる事ができないのです。

つまり、もし世界が現金のみでしか取引ができない世界であった場合、1万円しか資産を持っていない人は1万円で買える範囲内の取引しかできない為、家や車の購入などの大きな取引が一生できないのです。

そして大きな取引のが限りなく少なく制限されてしまうのです。

現金取引

クレジットでの取引のメリット

 しかし、クレジットを介した取引の場合『売り手』と『買い手』の他に、『貸し手』と『借り手』が現れ、その取引を行います。

クレジット取引

 貸し手は手持ちのお金を貸し出す事で増やす事が目的であり、その為に借り手に対し金利(利子)を取ります。また、借り手は手持ち金以上の物、例えば家や車を買いたいし、ビジネスを始めたり投資をしたい際にお金を借り、将来の返済を約束する事で、その時点での自分の資産以上の大きな取引を行う事ができるのです。

 この事からも、クレジット(信用・借金)は貸し手と借り手の相互にメリットを与えており、相乗効果が起こり経済を大きく押し上げる要因となるのです。

それだけでなく、お金の貸し借りが発生した場合、ここに信用創造が生まれます。

信用創造とは、銀行が貸し付けによって預金通貨を創造できる仕組みの事です。誰かが借金をする事で、世界のお金の総量が増えるのです。

これがクレジットが現金よりも経済効果を生む理由であり、重宝される理由です。これこそが世界のお金の本質なのです。

【クレジットに発生する金利や利子】

 クレジットが発生した場合、必ず付属するのが金利や利子です。

この金利や利子は経済にどの様に影響するのでしょうか。

借り手は利子が高いと、当然返済の負担が重荷となり全体の借用額を減少させようとします。その反面利子が低いと、借用額を借り手は増加させやすく、世界の借用額は利子が高い時に比べ増加します。

この利子は中央銀行の金利と概ね同じような動きをします。

借り手が利子を含んだ借用額の返済を約束し、貸し手がそれを信じ了承するとクレジットが発生します。2人が誰であってもこのクレジットは発生させることができるのです。

クレジットが発生すると借り手には借金が発生します。

 借金は貸し手には資産であり、借り手には債務になります。将来、借り手が元金と利子を返済すると資産と債務は消滅し、取引は精算されます。

 このクレジット(信用・借金)は、利子分の経済効果ももたらしている、世界で最も重要で大きなビジネスなのです。

詳しい金利の知識については過去の記事を読んでみてください。

【誰かの支出は誰かの収入】

 では、クレジット(借金)はなぜ重要なのでしょうか。先にも述べましたが、経済効果があるからでしょうか。

 クレジット(借金)が経済において重要である本質、それは

『あなたの支出は誰かの収入』であり『誰かの支出は別の誰かの収入』であるからです。

これもお金の本質です。

 借り手がクレジットを得る事で、支出額を大きく増やす事ができます。例えば車をその支出で買った場合、その車を作った会社の収入になります。これが誰かの支出は誰かの収入である理由です。

 その他にもローンを組んで家を買う事を考えてみて下さい。資産が無い人でもローンを組み、将来その借金を返済する約束さえ取り付ければ、家という最も高額な商品も買う事ができるようになります。

 住宅ローンを組んで家を買う場合、人にもよりますがサラリーマンであれば収入に対し8〜10倍程度の支出を行える様になり、それを持ってして家という高額な商品を買っているのです。

 この様にクレジット(借金)を利用すると、一時的に支出を倍増させる事ができ、経済を一時的に大きくを押し上げる事ができるのです。

 この様に一時的に拡大した支出は、家を作る企業やそれに関わる企業や人の収入になり、巡り巡ルことで、またその収入から新しい消費が生まれると言う好循環が生まれやすくなるのです。

 国の経済状況を推し量る指標の発表に新規住宅着工指数が入っているのをご存知でしょうか。その指数が経済を推し量る方法となっている理由は、個人が行う買い物の中で家を買うと言う買い物が人生の中で一番大きく、クレジットを発生させ消費を行うタイミングであり、その個人の行動は一時的に支出を爆発的に増加させ、景気を一時的に底上げするという、経済にとって最も重要な行動だからなのです。 

 これが『あなたの支出は誰かの所得』となり、『あなたが得る所得は誰かの出費であり支出』である本質なのです。あなたの支出が増えると誰かの所得が必ず増えるので、是非みなさんも日本経済の為に日本企業への支出を増やしてください。

【支出が増えると所得が増え、そしてクレジットも増える】

 全体の支出が増えると全体の所得が増えます。全体の所得が増えた際に貸し手はどうなるか考えてみましょう。

 ある人の所得が増える(⇄ある人の消費が増える)と、銀行などの貸し手はその人に対し貸出額を増やそうとします。銀行などの金融機関は、誰かに資金を貸し付けたお金の返済の為の金利で儲けが出るからです。

 例えば住宅ローンを考えてみてください。年収が300万の人と3000万円の人が住宅ローンを借りる場合、その借りれる額は最低10倍、おそらくそれ以上変わってきます。これは年収300万円の人よりも、3000万円の人の方が信用力が高い事が理由です。

 これを個人に置き換えてみて下さい。あなたの年収が300万円から3000万円に変わった場合銀行などの貸し手は多く年収300万円の以前の時よりお金を貸してくれる様になるのです。

 クレジット(信用)のある借り手(先程の例では年収3000万円の人)にはクレジット(信用)が少ない借り手に比べての返済能力と担保がある事になります。また、借金に比べて収入が大きいと返済能力が増えます。返済ができなくても担保の価値が大きいとそれを売却できます。この様な理由で貸し手は収入の多い人に対して安心して多くのお金を貸せるのです。

 この様に、個人の収入が増えると、その個人はお金を以前よりもっと借りる事ができるようになり支出をその分だけ増やす事ができます。ある人の支出は他の人の収入となりますから、もっと金を借りる事ができる人が増えて行くというわけです。

 この様に個人の消費が増え、別の個人の収入が増え、個人が借りる事ができる借金の額が増える、また誰かの所得が増えるという、この好循環が経済の成長に繋がります。

支出・所得・債務の増加好サイクルイメージ図

 この様にして誰かの銀行への借金が増えれば増えるほど、世界のお金は信用創造されていき、世界のお金の総量は増えていくのです。

これが繰り返されれば経済の好景気の波ができあがるのです。

これらの本質を学ぶと健全な経済状況下では株価は上がり、お金の価値は下がっていくのが必然である事がわかるのではないでしょうか。

この好サイクルを作り出せていないのが日本経済です。日本の実体経済が落ち込んでしまっているのは、消費税の増税などによって民間の支出の減少が大きく起因してしまっている事が今回のお金の本質を理解してみてわかったのではないでしょうか。

 

 本内容の記事にはまだ続きがあります。是非続きの記事も楽しみにしていて下さい。世界の本質を見極めましょう。

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学校やメディアでは絶対に教えてくれないお金と経済の本質Part1” への3件のフィードバック

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