【株価は青天井! 積立投資にお勧め米国ETF5選】

【株価は青天井! 積立投資にお勧め米国ETF5選】

私の投資手法としては短期売買で米国株式、FX、国内株式投資、長期投資で米国ETF、債権、コモデティ、という棲み分けをしています。

 私は米国ETFを長期投資で積み立てています。分散投資が可能、手数料が安い、インフレ対策など様々ですが、米国ETFは長期投資には打ってつけの金融商品であると考えています。本日は、長期投資におすすめ銘柄を紹介します。

  ETF投資のメリットは昨日の記事を書きましたので確認してみてください。

目次
1,おすすめ米国ETF(アメリカETF)5選
2,購入するときの3つのポイント
3,まとめ

【おすすめ米国ETF(アメリカETF)5選】

画像6を拡大表示

おすすめ米国ETF1:「バンガードS&P500ETF【VOO】」

◆特徴:バンガードの中でも最も経費率が安い

 米国の主要業種500銘柄で構成される株価指数、S&P500に連動する様に設計されたETFです。経費率の低さで定評のあるバンガード・グループの商品の中でも最も経費率が低いETFとして知られ、世界的に人気の高い米国ETFです。

 株価指数のS&P500は米国の主要業種を代表する大型株500銘柄で構成されている指数で、米国株式市場の値動きを反映しています。

 このS&P500の銘柄は様々な条件によってスクリーニングされ決定します。スクリーニング条件には、時価総額や流動性、浮動株の比率や、業績などが含まれており、条件を満たす企業の中からセクターのバランスを加味したうえで決定されます

 このVOOに投資することは、S&P500構成銘柄すべてに分散投資する事と同意になります。

 余談にはなりますが、つい2019年にはテスラモーターの株がこのS&P500に入るのではないかという期待から、株価の暴騰を引き起こしました。このS&P500に入った銘柄の出来高や取引額はこの様なETF(上場投資信託)を通した売買も含まれる為株価の上昇を引き起こすとされています。

 VOOの株価は上記画像の通りです。2010年に上場して以来右肩上がりで2020年8月上場から307.36%で推移しており、現在最高値を絶賛更新中の銘柄になります。2010年にこの銘柄を買った方は資産が3倍以上になっているという事です。たった10年間で3倍です。おそらくこの株価は長期で見れば右肩上がりで進んでいく事は間違い無いと私は考えています。

現在は米国の金利ショックで株価は下落していますが、長期投資を始めるタイミングとしては格好のタイミングなのではないでしょうか。

VOOチャート

おすすめ米国ETF2,「バンガード米国高配当株式ETF 【VYM】」

◆特徴:大型株中心の高配当株式で構成

 このVYMは、「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」株価指数に連動する投資効果を目指して作られたETFです。対象銘柄は、予想配当利回りが市場平均を上回る大型株(REITは除く)が中心です。

 ポートフォリオは大型株中心なので、長期にわたって安定的に分配金を獲得したい人に適しています。株価の変動によるキャピタルゲインはそこそこに、かつ配当を目的とするインカムゲインを重視した投資手法をとる投資家にとって最適なETFになります。

 水色がお勧めETF1で紹介したVOOですが、比較してみると株価の上昇という意味では少し劣っています。しかし、投資先が大企業ですので、暴落し難いというメリットがありますので、資金の評価額の下落率を抑えて、配当を得たい長期投資家にお勧めです。

VYMチャート推移

おすすめ米国ETF3,「バンガード米国トータル債券市場ETF」【BND】

◆債券対象でリスクが小さい

 対象のインデックスは、ブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックス(市場加重型債券指数)で、米国における期間1年超(平均残存期間は5~10年)の投資適格債券市場全体のパフォーマンスに連動する投資成果を目指しています。

 対象銘柄が債券なので、株式の下落相場においても変動幅が小さいのが特徴です。リスクをできるだけ抑えながらポートフォリオを組みたい際に、投資比率を高めるべきETFです。

 今回の様なコロナショック などの金融危機や経済危機時にリスク回避の安全資産として買われる傾向があります。株式以外の資産に資産分散する際の有力候補になるのでポートフォリオの1〜3割程度をこの債権にするといった使い方がお勧めです。

 値上げり率はVOOやVYMに比べてかなり低いのが分かります。10年間で上昇率は僅か14%です。債権の特性上、大きく増えはしないが資産を守る事ができるというのがこのBNDの特徴です。

BNDチャート推移

おすすめ米国ETF4,「SPDR S&P 500SPDR トラストシリーズ1【SPY】」

◆S&P500連動タイプで最も歴史がある

 S&P500をベンチマークとして、同様の利回りや価格のパフォーマンスを目指したETFです。S&P500と同ETFの対象銘柄は、24の独立系産業グループ(セクター)にまたがる大型株500銘柄です。

 S&P500をベンチマークとするETFは流動性が高いので、売りたい時に売ることができる流動性がメリットです。米国を代表するS&P500に連動するETFとしては米国で最も古く、人気のある銘柄です。

 基本的には右肩上がりで、2010年から見ると右肩上がりで株価は10年間で3.34倍にもなっています。

近年の米国金利上昇に伴い下落に伴い絶好の長期積立投資の買い場になっているのではないでしょうか。

おすすめ米国ETF5位:「ヘルスケア・セレクト・セクター SPDRファンド【XLV】」

◆コロナショックで改めて強さを発揮したディフェンシブ銘柄

 ベンチマークは、S&P500指数を構成する企業の中からヘルスケアセクターの銘柄を選定した「S&P ヘルスケア・セレクト・セクター指数」です。組み入れ銘柄は、ジョンソン&ジョンソン、ファイザー、ユナイテッドヘルスグループ、メルクなど大型ヘルスケア銘柄が多いのが特徴です。

 

今回のコロナショック で明確に分かったのは、ヘルスケアや食品系の企業の底堅さだと思います。好景気の場合は製造業や、IT系に注目されがちですが、不景気や今回の様な予期せぬ世界的な大事件が起こった際に強い企業は生活用品等の生活必需品を扱う企業です。成長率としても約10年間で3.3倍とあまり注目されない中でも底堅く安定して顕著に伸びていっているのがこのXLVの特徴です。コロナショックを通じて、ヘルスケアの重要性に気付いた投資家達はこの分野に積極投資をしています。

【2, 米国ETF(アメリカETF)を選ぶ3つのポイント】

 上記であげたETFは本当に代表的な物の一部になります。この他にももちろん素晴らしい商品はいくつもあります。多くの米国ETFの中から特定の銘柄を選ぶ際は、以下の3点を確認して判断する事をお勧めします。

1,経費率は安いか

 投資初心者や米国株初心者は、米国ETFの主なコストである経費率が安い銘柄を選ぶことが大原則です。

 米国ETFで資産形成をするにあたっては、為替手数料など国内株式にはないコストも発生するので、常に低コストを心掛けて運用したい。

 

2,流通量が多い銘柄か

 ETFのメリットの1つは、価格変動を見ながらリアルタイムで取引できることです。このメリットを最大限活かすためにも、日々の出来高が多い銘柄を選ぶ事をお勧めします。出来高が少ないと、思い通りのタイミングで取引できないことがあり、指値注文が滑る事もあり、売買したいタイミングで決済されない可能性もあります。

【まとめ】

 米国ETFのポートフォリオは、それぞれに特徴がります。
自分の投資スタイルに合ったETFを皆さんも見つけてみて下さい。いずれにせよ、現金がジャブジャブに溢れているこの時代には投資は必要不可欠です。これを機にETF投資を始めてみてはいかがでしょうか。

 行動したものだけが未来を変える事ができます。ぜひドルコスト平均法と組み合わせて長期投資を始めて見てはいかがでしょうか。

ドルコスト平均法の記事は上記より。

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