私たちが日々使っている日本円(為替)にも強さがある事を知っていますか?

 私たちが使っている日本円は世界的に見て強い通貨なのでしょうか。はたまた弱い通貨なのでしょうか。

 その為替の強さは当然切り取る時間軸や通貨ペアによって大きく変わります。

 為替は強い方向に価格は動きます。例えばアメリカドルと日本円の場合、米ドルに対し、日本円が強ければ円高、弱ければ円安に進みます。

 今回の記事を理解する事で為替の強弱が理解できる様になるだけでなく、インジケーターの使い方を理解できる様になります。FXだけでなく、米国株式投資にも応用できる知識を得る事ができ、利益を上げる確率が飛躍的に上がります。

 為替の変動相場制になった経緯や仕組みについては過去に記事を書いておりますので、ぜひチェックして見て下さい。これを知るだけでFXに対して考え方が変わります。

 ■目次

  • FXの通貨ペアの強弱とは
  • 通貨ペアの強弱の分析方法
  • ポイント:万能ではない通貨強弱
  • まとめ

 

【FXの通貨ペアの強弱とは】

 外国為替取引相場では日々為替変動が生じています。朝のニュースで1ドル120円の円安になりました、1ドル100円の円高になりましたという話を聞いた事があると思います。これは円の価格、ドルの価格が日々変動しているからです。なぜこのように為替変動が生じるのでしょうか?

 その答えは通貨ペアに強弱が存在する為です。

■例えば、米ドルと円の通貨ペアの価格が100円から101円になった場合は、円安・ドル高が進行しています。

 この状況では、米ドルに対し日本円が弱くなっている状況と言える為円安になっています。

■もう一つ例を出して考えてみます。ユーロと円の通貨ペアの価格が120円から119円になった場合は、先ほどとは反対に円高・ユーロ安が進行していることになります。

 この状況では、ユーロに対し、日本円が強い状況になっている為円高になっていると言えます。

■例えば仮にこれが同時に生じている場合、パワーバランスは

 ユーロ(119円)<日本円<米ドル(101円) となります。

 この状況の場合、ユーロが最も弱く、米ドルが最も強いということが分かるため、ユーロと米ドルの通貨ペアは大幅に上昇する可能性が高いと予想ができます。

 つまり、通貨ペアの強弱を理解することで、どの通貨ペアに対してどのようなエントリーが最適なのか見極められるようになるため、安定した利益が期待できる可能性が飛躍的に上がります。

【通貨ペアの強弱の分析方法】

 通貨ペアの強弱を見極めると言っても、1つ1つの通貨ペアを比較していては時間と手間がかかってしまいます。

 簡単に通貨ペアの強弱を見極める方法があればFX(為替取引)で利益を上げる事ができると思いませんか?

その通貨ペアの強弱を見極める主な方法は以下の3つです。

①前日比%を確認する
②Currency Strength Chartを活用する
Mataf.netを活用する

それぞれの方法について詳しく解説します。

■①前日比%を確認する

 一番手軽に通貨ペアの強弱を見極める方法として挙げられるのは、前日比%を確認するという方法です。

 各通貨ペアの前日比%を確認すると、その日の通貨ペアで何が弱くて何が強いかを簡単に判断することが可能です。

 例えば、日本円の通貨ペアが全てプラスになっている場合には円が弱い、マイナスになっている場合には円が強いことが判断できます。

 注意点としては、プラスが円安、マイナスが円高に動くという事です。円高円安の概念が分かっていれば難なく判断がつくと思います。

 また、通貨ペアが全てプラスの場合(円安)の比較方法としては、例えば米ドルと円がプラス0.2%、豪ドルと円がプラス1%だった場合、

円に対し値上り率の高い通貨ペア、即ち、この場合だと現時点においては米ドル(+0.2%)よりも豪ドル(+1%)の方が強い状況であると判断ができるのです。

下の画像は2021年9月24日のBloombergの為替の動き表になります。

◆USD/JPYが一番プラスに変動しており+0.36%(米ドル高円安)、

◆AUD /USDが一番マイナスに変動しており–0.45%(オーストラリアドル安米ドル高)

に動いたという事が分かります。この結果からも9月24日の相場は米ドルが強かった相場であったとニュースを見なくてもこの数字だけで判断ができるのです。

 実際のアメリカドルと日本円のチャートは下の様になっており、綺麗に円安方向に動いています。9月24日のFOMC後の米10年債金利が1.43%まで上がり、金利上昇でも株価が堅調でだった事から、市場は米ドルにポジティブな相場であると判断している事が判断できます。

■②Currency Strength Chartを活用する
Currency Strength Chartが使える口座はこちらから

  Currency Strength Chartとは当日と前日の2日分の世界各国の為替チャートの強弱を折れ線グラフで表したものになります。一番上段にある通貨と、一番下段にある通貨ペアが一番ボラリティの高い通貨ペアになります。

 スキャルピングやデイトレードといった短期的な取引をする人には、Currency Strength Chartが適していると言えます。

 私自身のFXトレードはデイトレードもしくはスウィングトレードですのでこのCurrency Strength Chartは多用しております。

 2021年9月24日時点での各通貨の強弱を表したものになります。オレンジ色で表されている米ドルに対し一番乖離しているのがピンク色のNZDです。

 即ち1日の中で見た場合、米ドルが強く、ニュージーランドドルが弱かったと判断ができます。(ドル高ニュージーランドドル安)

■③Mataf.netを活用する

 Mataf.netも、上記Currency Strength同様で米ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、NZドルといった8種類の通貨の強弱を知ることができます。

 最長で過去7年の通貨ペアの強弱を見極められるため、短期的な強弱だけでなく、長期的な強弱を知りたい人に適しています。

 また、複数の通貨を選択すれば、主要通貨全ての強弱関係を一目で確認できるため、手間と時間を省きながら、効率良く強弱を判断できます。

 長期トレードや積立外貨預金などをされる方におすすめです。

Matafwww.mataf.net

【ポイント:万能ではない通過強弱】

 FXで通貨ペアの強弱を確認してからエントリー方向を決めるという方法は、相場の流れを反映できるため、時間軸を間違えなければ利益の期待ができます。

 しかし、このエントリー方法は万能ではありません。この強弱が強い通貨ペアを買うだけでは負けてしまいます。

 それはなぜでしょうか。

 チャートで見て強弱を把握できるのは、過去からチャートを開いた時間までの期間であって、これからの未来が分かる訳では当然ありません。過去の為替の強弱がどのくらい続くかは誰一人わからないのです。

 これがもし一時的な強弱関係であった場合はすぐに強弱が変わってしまう可能性が多いにあるのです。

 この事を認識し、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などの他の分析手法を主にし、そのシナリオの確認の為に、この通貨ペアの強弱を確認する事で勝率を上げていく事をおすすめします。

【まとめ】

 FXの通貨ペアの強弱を調べることによって、通貨間の優劣関係が分かります。

 優劣関係が分かった後は、最も通貨と最も弱い通貨を選んで取引することで、より安定した利益が期待できます。多くの場合強い通貨に引っ張られ、強い通貨が通貨高に動いていきますが、その強弱が終わるタイミングももちろん来ます。このタイミングを図る事が最も重要になってきます。

 より予想精度を高めるためにも、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析といった他の分析手法も組み合わせながら取引することが大切です。

 いかがだったでしょうか。この通貨の強弱の分析方法を是非実践に取り入れてみて下さい。今回の記事が勉強になった方はいいねとSNSのフォローをお願いします。

ではまた!

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