【初心者必見】デイトレードで勝ち残る為の10個の基礎的戦略

【初心者必見】デイトレードで勝ち残る為の10個の基礎的戦略

【はじめに〜デイトレードとは〜】

デイトレードとは、同じ日のうちに、あるいは1日の間に何度も金融商品を売買することです。

小さな値動きを利用することで、相場の動きに対して正しくエントリーすることができれば、デイトレードは儲かるゲームとなります。しかしながら、初心者や考え抜かれた戦略に従わない人にとっては、危険な行為である可能性がとても高いトレード方法です。

全ての取引所が、デイトレードで発生する大量の取引に適しているわけではありません。一方、デイトレーダーにぴったりなものもあります。デイトレードに最適な取引所のリストで、デイトレードを希望する個人を受け入れてくれ、最適な条件を提示してくれる取引所をチェックしてみてください。

以下では、初心者のための10個のデイトレード戦略について見ていきます。

そして、いつ買い、いつ売るのか、基本的なチャートやパターン、損失を限定する方法についてお伝えします。基礎がなければ絶対にデイトレードでは勝てません。

【重要なポイント】
デイトレードで長期的に利益を生む為には、トレーダーが真剣に取り組み、研究を重ねた場合のみです。勝てるデイトレーダーの条件として、勤勉で集中力があり、客観的で感情的で無いことが必要不可欠です。

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デイトレーダーは、購入する銘柄を決定する際に、流動性、ボラティリティ、出来高を見て購入すべきか否かを判断していきます。ローソク足チャートのパターン、トレンドラインとトライアングル、出来高など、買いポイントを特定するために使用するツールが必要となるのです。

初心者の為の10個のデイトレード戦略

それでは本題に入っていきます。

  1. 知識は力なり
    デイトレードの手順に関する知識に加えて、デイトレーダーは最新の株式市場のニュースや株式に影響を与えるイベントに精通する必要があります。これには、日本だけでなく世界の中央銀行の動きや金利計画、先行指標の発表、その他の経済、ビジネス、金融のニュースなど様々な情勢や経済ニュース政治ニュースが含まれます。

だからこそ、下調べを行い勉強し研究するのです。取引をしたい銘柄をリストアップします。選択した企業、その株式、市場全般について常に情報を得るようにしましょう。
ビジネスニュースに目を通す事は当たり前です。それだけでなく世界の信頼できるオンラインニュースをブックマークする事をお勧めします。

  1. 資金を準備する

    1回の取引でリスクを取ってもよい資金量を決め、それを守る事が重要です。
    成功しているデイトレーダーの多くは、1回の取引にかけるリスクは口座の1~2%未満です。500万円の取引口座を持っていて、各取引で資金の0.5%のリスクを取る場合、1回の取引での最大損失額は2万5000円(0.5% x 500万円)となります。

どんなに凄腕トレーダーでも損失は必ず出ますので、取引できる余剰資金を確保しておきましょう。

  1. 時間を確保する

    デイトレードは、自分の時間と注意が必要です。一日の大半を費やす必要があります。時間に余裕がない場合は、検討しないでください。

デイトレードでは、トレーダーは市場を追跡し、取引時間中にいつでも発生する可能性のある機会を見つける必要があります。意識して素早く行動することが重要です。

  1. 小さく始める

    初心者のうちは、1セッションで最大1~2銘柄に集中しましょう。銘柄数が少ないほど、チャンスを見つけやすくなります。最近は、単元未満株の取引も増えている。これは、投資する金額を小さく指定することができるものです。

つまり、アマゾン株が3400ドルで取引されている場合、多くの証券会社では25ドル、つまりアマゾン株全体の1%未満の金額で端株を購入することができるようになったのです。

  1. ペニーストックを避ける

    あなたはおそらく、お得で低価格のものを探しているのでしょうが、低位株には手を出さないようにしましょう。これらの株は流動性が低く、大当たりする可能性は極めて低いのが現実です。

1株5ドル以下で取引される銘柄の多くは、主要証券取引所から上場廃止になり、店頭でのみ取引されるようになります。本当にチャンスがあり、よく調べた上で勝てる見込みがあると判断できない限り、これらの銘柄には手を出さない事をお勧めします。

  1. 取引のタイミングを計る

    投資家やトレーダーが出した注文の多くは、朝市場が開くと同時に執行されるため、価格の変動に拍車がかかります。
    熟練したトレーダーであれば、オープン時のパターンを把握し、利益を上げるために注文のタイミングを計ることができるかもしれません。しかし、初心者の場合は、最初の15分から20分間は何もせずに市場を読む方がよいでしょう。予期せぬ値動きによって痛い目を遭いやすいのがこの市場のオープンのタイミングです。

市場の特徴としては、中間の時間帯は通常、変動が少なくなります。そして、終値に向かって再び動きが活発化する。プロトレーダーにとっては、このラッシュアワーはチャンスではあるが、初心者のうちは避けた方が無難でしょう。

  1. 指値注文で損切り

    どのような注文で取引を開始し、終了するかを決めます。注文方法は様々あり、成行注文か指値注文があります。成行注文の特徴は、その時点で入手可能な最良の価格で執行され、価格の保証はありません。市場に出入りしたいだけで、特定の価格で満たされることにこだわらない場合に便利です。

指値注文は、価格を保証しますが、執行を保証されてはいません。

指値注文は、反転時に損切りすることができます。しかし、市場が指値に達しない場合、注文は満たされず、ポジションは維持されます。

より洗練され、経験豊富なデイトレーダーは、オプション戦略を使ってポジションをヘッジすることもあります。

  1. 利益について現実的に考える

    戦略は常に成功しなければ利益にならないわけではありません。
    成功している勝ちトレーダーの多くは、取引の50%から60%しか利益を上げていない事もザラにあります。
    しかし、勝ちトレーダーのほとんどに言える事は、彼らは負けた時の損失額よりも勝った時の利益額の方が大きい傾向があります。
    各取引の財務リスクを口座の特定の割合に制限し、エントリーとエグジットの方法を明確に定義する事で期待値の高いトレードを機械的に行っています。

  2. 冷静でいること

    株式市場には、神経をすり減らすような場面が幾度もあります。デイトレーダーとして最も重要なことは、人間が所有する『欲』、『希望』、『恐怖』を抑えるということを学び会得する必要があります。感情的にならず、論理的に判断することが何よりも大切です。

  3. 計画に忠実であること

    成功するトレーダーは、速く動く必要があるが、速く考える必要はありません。なぜでしょうか?
    なぜなら、彼らは事前に取引戦略を立て、それに忠実であるための規律を身につけているからです。利益を追い求めるのではなく、計算式に忠実に従うことが重要です。感情に流され、戦略を放棄してはいけないのです。
    デイトレーダーの信条である「取引を計画し、計画を実行する」という事を心に留めておいてください。

【デイトレードで生き残る事を難しくしているものは何か?】

■あなたのトレードを餌にして生きるプロの投資家達

デイトレードには多くの練習とノウハウが必要です。そして勝ち残り利益を上げていく事を難しくする要因がいくつもあります。

まず、トレードを中心にキャリアを積んできたプロフェッショナルや莫大な資金を持った資本家や投資家、銀行家と対戦することになる、ということを必ず認識しておいてください。

彼らは業界最高のテクノロジーとコネクションを持っています。つまり、彼らは最終的に成功するように仕組まれているのです。

もしあなたがトレンドに乗れば、それは通常、彼らにとってより多くの利益を得る機会である事を理解して下さい。

■市場は常にあなたの敵であり利益の一部を持っていく

株式市場や為替市場の金融市場は、どんなにわずかであっても、常にあなたの利益の一部を欲しがっていることを理解しましょう。

例えば、短期的な利益(1年以下の保有)には、限界税率で税金を必ず払わなければなりません。その代わり、損失が利益と相殺されるという利点があります。

その他にも、ポジションを保有する為のエントリーと同時に手数料がかかります。もし手数料無料の口座を利用していても、スプレッドが生じています。つまり、私たちはエントリーをすればするほど市場にお金を落としているのです。

■初心者の最大の敵は自分自身の感情

初心者のデイトレーダーは、感情的・心理的な偏りがあり、感情に対する抑制ができません。それの感情の起伏が、取引に大きく影響を与えます。

経験豊富で熟練し、豊富な資金を持つプロのトレーダーは、通常これらの課題を克服することができています。証券取引委員会の調査によると、トレーダーは通常、1年以内に資金の100%を失うことが明らかになっています。


【何を、いつ買うかを必ず決める】

■何を買うか

デイトレーダーは、個々の資産(株式、通貨、先物、オプション)の微細な値動きを利用し、収益を上げようとします。デイトレーダーは、通常、多額の資金を活用して、売買を繰り返しその差益取引を行います。

何を買うか(例えば、株式)を決める際に、次の3点をチェックする事をお勧めします。

1.流動性

人気のある証券、つまり売買を大勢の人が行いたい証券が流動性のある証券です。簡単に売買ができ、自分の欲しいタイミングで注文を出せばその値段で買えます。このような条件は、スプレッド(株の買値と売値の差)や、スリッページ(注文を出した価格と実際に成立した価格との差のこと)が少ない場合に有利になります。

2.ボラティリティ(変動率)

これは、1日の値幅(デイトレーダーが活動する範囲)を表す指標です。ボラティリティが高ければ高いほど、利益や損失の可能性が高くなります。

3.取引量

取引量は一定期間に売買された回数を表します。一般的には、1日の平均取引量として知られています。
出来高が多いという事は、その銘柄に多くの関心が集まっている事を示しています。出来高の増加は、株価の上昇や下落の前触れであることが多いのです。詳しく出来高を理解したい方は過去の記事をどうぞ。

【株や為替を買うタイミングはいつか?】

■買うタイミング

取引したい銘柄(または他の資産)が決まったら、取引のためのエントリーポイントを特定する必要があります。そのために役立つツールは以下の通りです。

1.リアルタイムニュースサービス

リアルタイムのニュースサービス。ニュースによって株価が変動するため、市場を動かす可能性のあるニュースが流れたときに警告してくれるサービスに加入しておくことが重要です。

2.日中のローソク足チャート

値動きを生で分析することができます。詳しくは後述します。

これらのツールを使い分析を行い買うタイミングを見極めていきます。どのような条件でポジションを持つかを明確にし、どこで抜けるかを書き留めて下さい。例えば、上昇トレンドの時に買うというのは全くの不十分です。

例えばですが、5分足チャートで、その日の最初の4時間足に上昇トレンド(三角形が形成される前に少なくとも1回、高値と安値を更新した場合)に先行する三角形パターンの上部トレンドラインを価格が突破したら買い、といった具合に、より具体的で検証しやすいものを試してみましょう。

エントリールールが決まったら、より多くのチャートをスキャンして、毎日自分の条件が発生しているかどうかを確認します。例えば、ローソク足チャートのパターンが、あなたの予想する方向に価格が動くことを知らせているかどうかを判断します。そうであれば、ストラテジーのエントリーポイントになり得ます。

【どのようにエントリーを行い取引を終了するか】

次に、どのように取引を終了するかを決定する必要があります。

■売るタイミングを決める

勝っているポジションを決済する方法には、トレーリングストップやプロフィットターゲットを含む複数の方法があります。

プロフィットターゲットとは、あらかじめ決めた目標とする利益幅を設定した上で決済する方法です。これは、最も一般的な終了方法です。

一般的なプロフィットターゲットの戦略は以下の通りです。

■プロフィットターゲット戦略例

スキャルピング スキャルピングは最も人気のある戦略の1つです。私も短い時間軸のスキャルピングを得意としております。スキャルピングの場合、エントリー後が利益が乗った後、ほぼすぐに売り払います。

目標とする株価は、その取引で儲けられることを意味する数字であれば何でも構いません。一つ一つの取引において厳格に期待値を追い求める事をお勧めします。

戦略1: 急上昇した銘柄を空売りする

これは、(1)買われすぎ、(2)初期の買い手は利益を得る準備ができている、(3)既存の買い手は怖がっている可能性がある、という前提に基づいて利確を行います。

この戦略はリスクが高いが非常に有益です。この場合、目標株価は買い手が再び参入し始めるタイミングとなります。

この判断方法は様々なテクニカル分析や、板・歩み・Tikチャートなどを見て判断する事ができます。

詳細については後日改めてコンテンツにしていきます。

戦略2:デイリーピボット戦略

デイリーピボット戦略とは日々の株価の変動から、株価の変動を予測し利益を得る戦略です。一般的にはその日の安値で買い、高値で売ろうとします。この場合、決済を行う目標株価は、次の反転の兆しがあるときです。ピボットの詳細についてはこちらの外部リンクをご覧ください。

OANDAピボットとは

戦略3:モメンタム戦略

モメンタムとは相場の勢いを評価するテクニカル指標の事です。この戦略は、通常ニュースリリースで取引するか、大量の出来高に支えられた強いトレンドの動きを見つけることが必要となります。

モメンタムトレーダーは、大きく2つに分類されます。

まず一つ目は、株価や為替を動かすニュースがリリースされたと同時に買い、反転の兆しが見えるまでトレンドに乗ります。

もう1つのタイプは、突然の好材料のニュースによる、株価の急騰に対し、急騰が収まった時を狙ってショート(空売り)を仕掛けます。

この場合、出来高が減少し始めたときが目標株価となります。

多くの場合、その銘柄への関心が低下したときに資産を売却したいと思うでしょう。そのトレーダーの心理を逆手に取るのです。

利益目標は、負けトレードで失う金額よりも勝ちトレードで得る金額の方が多くなるようにする必要があります。

例えば、損切りがエントリー価格から10円離れている場合利食いは10円以上離れている必要があります。

エントリーポイントと同様に、取引を開始する前に、取引を終了する方法を正確に定義しましょう。

出口基準に最も重要な事は、再現性がある事と、再び同じテストが可能であるほど具体的でなければならないのです。


以上がデイトレードで勝つ為に必要な概念になります。

投資やトレードで勝てない方はこの記事を参考にして考え方を見直してみて下さい。

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