【ローソク足完全ガイド】覚えることなくローソク足を瞬時に判断する方法

【ローソク足完全ガイド】覚えることなくローソク足を瞬時に判断する方法

前回までのでローソク足のシグナルと意味を学びました。まだ読んでいない方は先に読む事をお勧めします。今回はローソク足パターンのカンニングペーパーをあなたにお渡しします。

さて、ローソク足の章全てを学んだあなたはおそらくこのような不安を持たれたのではないでしょうか?

“ローソク足のパターンがたくさんありすぎる。。。。どうやって全部を覚えればいいんだ?”

これらの心配は全く必要ありません。

なぜなら、これからお話しする2つのことを理解すれば、どんなローソク足のパターンもプロ並みに読めるようになるからです。

ローソク足のパターンのカンニングペーパーをあなたに授けます。

【ローソク足パターンを一つも覚えることなく理解する方法】

ローソク足の長さや形のさまざまな組み合わせで、それらの持つ意味は全く変わってきます。

ローソク足を見る際に、あなたが知っておくべきことは下記2つの項目です。

  • 時間足内の値動きの推移に対してどこで閉じたのか?
  • 他のローソク足と比較して、現在のローソク足サイズはどれくらいか?

これらについて詳しく説明していきます。

時間足内の値動きの推移に対してどこで閉じたのか?

この質問は、売り手か買い手のどちらが、その時間帯をコントロールしてたのかがわかります

このローソク足パターンを見て下さい。

売り手か買い手のどちらがこの時間帯を支配していると考えられますか?

ローソク足の高値付近で価格が閉じた(クローズした)事から、この時間帯の値動きは私たちに買い手がコントロールしたことを示します。

それでは、下のローソク足パターンの場合どうなるでしょうか?

主導権を握って市場をコントロールしたのは売り手でしょうか?それとも買い手でしょうか?

この場合、強気のローソク足(陽線)ではありますが、実際には売り手が市場をコントロールしたといえると判断できます。

なぜなら、価格はローソク足の時間枠の中において安値の近くで閉じています。これはより高い価格の拒絶反応を示すからです。高値で価格を止める事ができなかった訳です。

このようにして終値とローソク足の長さの関係性をみていけば、ローソク足パターンを全て暗記していなくても把握ができます。加えて、売り圧力か買い圧力のどちらが掛かって、その期間の取引を終えたのかがわかるのです。

価格がレンジのどこで引けたのかがローソク足の需給を把握するために最も重要なのです。

他のローソク足と比較して、現在のローソク足サイズはどれくらいか?

この問いは、その値動きの背後にある強さ(または確信)があるかどうかを知ることができます。

ローソク足の需給を把握するために、あなたが必ずすべき事は、以前のローソク足と現在のローソク足の大きさを比較することです。

もし現在のローソク足が前回のそれと比べてずっと大きければ(2倍以上)、それは動きの背後に『強さ』の裏付けがあることを教えてくれます。

下の例を見て下さい。

小さなローソク足が並んだのちに大きなローソク足が出現し、『強気の包み足』となり上昇していきます。これらは『買い』で市場参加者が新しく参入してきた事を意味します。

もし、値動きの背後に強さがない場合、現在のローソクの大きさは、以前のローソクと同じ程度の大きさになります。

例えば、下記チャートを見て下さい。

コマのような小さな陰線と、その横にひげを含んだコマとほぼ同サイズの陽線が出現しています。

このような場合は強い上昇はあまり見込めないケースになります。

明確な大きな上昇や反転には、出来高を伴った大きな陽線が必要なのです。

これらの知識を持つことで、今後あなたはローソク足パターンを記憶することなく、任意のローソク足パターンを瞬時に読み取る力を手に入れました。最初の段階ではこれらを何度も見て、自分のものにして下さい。

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【ボーナス:ローソク足チャートを読み、市場の転換点を “予測 “する具体的方法】

ここまで読んでいただいたあなたには、ローソク足を使った特別な手法をお渡しいたします。

相場で大切なことは、市場は一直線に動くことは必ず”無い”ということです。

値動きは必ず、上げては下げ、上げては下げ、上げては下げ、を繰り返します。

そして、この値動きの『上下』のパターンを分類すると下記2種類になります。

  1. 上昇局面
  2. 調整局面(リトレースメント)


これはローソク足トレードをする上で最も重要なことなので説明していきます。

①上昇局面

上昇局面とは、トレンド中の「強い」ローソク足で表されます。

トレンドの方向に動く、より大きなローソク足がその局面を表します。

今回の例で考える場合、上昇トレンド中の、大きな陽線が上昇局面となります。

②調整局面(リトレースメント)

調整局面は、 “トレンド”の中の弱い足の事です。

トレンドに反して動く、小さな体のローソク足が目立ちます。

下のチャートがその一例です。

なぜこれが重要なのでしょうか?

なぜなら、健全な強いトレンドでは、上昇の動きの後に調整(リトレースメント)の動きが見られる傾向が少なからずあるからです。

しかし、トレンドが弱くなってくると、調整(リトレースメント)の動きに、小さなボディのローソク足ではなく、大きなボディのローソク足が登場します。

そして、このテクニックを市場の構造(サポートとレジスタンス、トレンドライン、出来高など)と組み合わせることで、市場の転換点を死ぬほど正確に特定することができるのです。

例を見てみます。

◆NZD/CADの日足

日足で見ると、価格は抵抗線エリアにあり、下降トレンドラインと合流しています。

このままでは、相場が反転してしまうので、下の時間枠でショートの機会をうかがうことにしましょう…

8時間足では、調整(リトレースメント)のローソク足が大きくなっているのがわかるでしょうか?これにもしあなたが気づく事ができれば、売り圧力がだんだん大きくかかってきた、つまり売り手が主導権を取り返そうとしているサインと判断ができるのです。

また、上昇局面の動きのローソク足が小さくなっています。これは買い圧力が弱まっている事を意味しているのです。

これらを踏まえると、買い圧力から売り圧力に変化されつつある事を判断し、サポートラインを割り込んだらショートするというのがこのようなローソク足の需給を使った一つの手法です。

◆NZD/CAD 8時間足

いかがだったでしょうか。これでローソク足の需給を使ったエントリー方法をあなたは会得する事ができました。

【質問回答まとめ】

1: このローソク足完全ガイドはあらゆる種類の商品に適用できますか、それともFX市場に適応可能か?

このローソク足完全ガイドの考え方は、十分な流動性のあるすべての市場に適用できます。これには、株式、先物、債券などの金融商品が含まれます。

2:先に述べたローソク足のパターンは、特定の時間枠に最も適しているのですか?

ローソク足パターンを取引するのに最適な時間枠は基本的にありません。あなたの取引方法とあなたが使う取引時間枠で十分に威力を発揮します。

あなたがもし15分の時間枠でチャートを入力する短期トレーダーであれば、15分足で使用可能です。

以上がローソク足完全ガイドになります。

さて…これらのテクニックを実践する時が来ました。

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